アアルトデザインにであう

アアルトデザインにであう

フィンランドの建築家、アルヴァアアルトを知ったのは19歳のときにはじめてフィンランドの首都ヘルシンキに行った時でした。

北欧デザインについてはなんとなくの知識で出向いた旅の中で、アアルトの建物とプロダクトたちは何も知らなかったからこそ、すっと心に入って、好きになったような気がします。

北欧を代表する建築家ですが、わたしはどちらかというと家具とガラスが好きです。(わたしが集めているアアルトベースの話は次回に。)

大きな建築物から家具、プロダクトまで、大小のデザインを常に自然と一体化してものづくりをする姿勢に惹かれているのかもしれません。

わたしがアアルトのあれこれを知った本のひとつに、ドイツの出版社TASCHENの一冊があります。

さまざまなアーティストについて書かれている本をシリーズで出版していて、この本はヘルシンキのアカデミア書店で購入しました。

このアカデミア書店もアアルトの代表的な建築です。

アアルトの魅力が詰まった一冊で、彼のデザインは合理的だけど、どこか優しくて温かくて…そんな素晴らしいデザイナーだったことを教えてくれました。

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アカデミア書店(Akateeminen Kirjakauppa

フィンランドの本屋さんで、ヘルシンキ店はアアルト設計。

映画「かもめ食堂」にも出ています。

天井の吹き抜け窓から優しい光が入る空間で、何時間でも居られる場所です。