廣田硝子の豆皿

汗ばむこの季節には、食卓にガラス皿が一枚あるだけで一気に涼しくなるような気がします。
昭和から変わないデザインで作られているこのガラスの豆皿。
東京は墨田区 廣田硝子で作られているものです。

下町のガラス細工といえば江戸切子が有名ですが、金型で作られたガラス食器たちは大量生産向きで
普段使いしやすいのが一番の特徴。この花柄はレトロモダンという言葉がぴったりな、懐かしさが漂うデザインです。
金型も当時のものがずっと使われているとか。

ふちの乳白色は手作業であぶられていて、ささやかなアクセントに。
ひとつひとつに優しい味わいがあります。
ものづくりをする時に効率化だけにとらわれない考え方もとても共感しています。

普段はお漬物、クッキーとかをちょっと盛るのに使ったり。
ガラスコップのコースターにしても涼しげで、いろいろな使い方ができる一皿です。
