ARABIAのカップ&ソーサー

フィンランドの首都ヘルシンキ郊外にあるアラビア社は
芸術性・デザイン性に優れながらも、日常での使いやすさを追求している陶磁器メーカーです。
「美しい日常/Vackrare Vardagsvara」をテーマに
フィンランドの食卓を100年以上にも渡り彩っています。
アラビアにはこれまで多くの有名デザイナーがヘルシンキのアトリエで
作陶をしており、ヴィンテージの陶器は今の時代も高い人気を誇っています。
アラビアのヴィンテージ専門店が国内にも増えて
希少なシリーズの食器も見られるようになってファンとしては嬉しい限りです。

このカップ&ソーサーはフィンランドの東に位置する自然豊かなカレリア地方を意味する
『 カレリア/Karelia 』シリーズのひとつです。
ぽってりとしたカップのフォルムとくるっと丸い持ち手が可愛らしいデザイン。
落ち着いたブラウンのラインと優しいベージュの組み合わせが、シンプルで優しい雰囲気です。

このカレリアはアラビア社のフィンランド人デザイナー、ウィンクヴィスト夫妻の共作で、
ブラウンのラインが、色の切り返しの部分にほんのりと掠れ・滲みの様な雰囲気を持った器です。
アラビアの中では素朴なデザインですが、このカレリアは形・ペイント共にシンプルで飽きのこない長く付き合えるでデザインも魅力のひとつ。

フィンランドの言葉に『Kahvitauko/カハヴィタウコ)』というものがあります。
「Kahvi/コーヒー」と「Tauko/休憩」の二つを組み合わせた、コーヒーブレイクの合言葉。
スェーデンのFika/フィーカのフィンランド版ともいえる言葉です。
Kahvitaukoは談笑をして、心身共にリラックスする意味も込められています。
友達や家族とゆっくりとした時間を過ごすのにコーヒーと素敵なカップ&ソーサーがマストです。
