能作の風鈴

富山県高岡市の伝統産業である「鋳物/いもの」の技術により製作され、凜としているけど玉ねぎのようなフォルムが可愛らしい風鈴。
シンプルで優しい雰囲気の風鈴って意外とないな〜と思っていたけど能作で数年前に見つけました。

ピンクがかったゴールドの色は銅メッキを施しています。
素材の美しさを表現する為、ひとつひとつにロクロ仕上げを手作業で行い、きれいなラインを生かすことによって、素材の持ち味とデザイン性が融合されている風鈴です。

真鍮に銅メッキが施されているので、真鍮ならではの澄みきった音色が
梅雨が開けて、突然きた夏の暑さを少し和らげてくれるような。
風鈴の音を出すのに大切な“舌”と言われるパーツがあります。
風鈴本体に当たって音を出すもので、きれいに音が響くようにこの舌の位置が細かく調整されていて、ものづくりの美しさを感じます。

冷房の効いた部屋にどうしてもこもりがちな日々ですが、
心地よい音色で涼を感じることも暮らしの楽しみかたのひとつだと思っています。
